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ニンニクの効能・効用

「忍辱」。「にんにく」と読みます。「忍辱」とは仏教用語で、耐え忍ぶこと。この「忍辱」が、ニンニクの語源といわれています。ニンニクを食べると精がつき、煩悩に耐え忍ぶのが大変、ということなのでしょうか? それは定かではありませんが、ニンニクは古代エジプト、メソポタミア、ギリシア、ローマから、中国では前漢、日本でも『古事記』、『日本書紀』、また『源氏物語』にも記載がある、全世界でそのパワーと薬効が認められてきた食材です。


【ニンニクの性質】

辛・温。脾臓・胃・肺に作用。

【ニンニクの効能】
古来より体内の腫瘍、悪性の腫れ物、水の溜まる病気、腹痛、嘔吐、下痢、咳止め、食欲不振、解毒、駆虫などにニンニクは用いられてきましたが、現代の中国医学では、さらに下記の薬効が証明されています。

☆抗菌・消炎・殺菌・抗原虫作用
とくに気道、消化管への抗菌作用、真菌(カビ)が原因の角膜炎には強い効果を発揮します。

☆コレステロール値降下、動脈硬化予防作用

☆抗癌・抗腫瘤作用
癌細胞の活性化、成長代謝を抑止します。免疫力を強化し腫瘤の発生を予防します。

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【注意事項】
食べ過ぎは禁物です。特に生のニンニクの食べ過ぎは、貧血、視力低下、胃腸に変調をきたすことがあります。
胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、腎炎、心臓病のある人は、食べ過ぎは禁物です。また眼、ノド、口、舌に病気のある人、便秘の人も食べ過ぎてはいけません。ニンニクの殺菌力の強さから有益な菌まで殺菌してしまい、病状を悪化させます。

*生の場合は1日1片(10g前後)、加熱したものでも1日2〜3片くらいが目安です。

その他のニンニクの注意事項は、空腹時に食べないこと、またハチミツと同時に食べないことも昔からのタブーです。

外用
下痢のときにニンニクをすりおろしたものを足の裏に塗ったり、女性の陰部のかゆみ、軽い痔の治療、肩こりの温シップにも用いられてきました。

臭い消し
ニンニクの臭い消しとして牛乳がよく知られています。ホットミルクをゆっくり少しずつ飲むのが効果的です。ピーナッツや胡桃といっしょにに食べるのも臭い消しには有効です。

ショウガの効能 ネギの効能

ニンニクの薬膳レシピ例
ニンニク・ショウガ湯…風邪の初期症状に
マトンのニンニク煮込み…腰痛・膝痛、男性機能の低下に







補気類
 補血類 補陽類
 

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